グッドドクター(日本)の4話のあらすじ・感想と視聴率まとめ
前回の3話は、患者がたらい回しにされてしまう問題が描かれると同時に、いろいろな人物の背景も見えてきました。
中でも、高山(藤木直人)の弟に関する過去がとても気になりますよね。
そこで今回は、『グッドドクター(日本)』4話のネタバレ・感想と、評判や視聴率についてまとめてみました!
グッドドクター(日本)の4話のあらすじ
主人公の湊(山崎賢人)が働く病院に、7才の少女が搬送されてきました。

少女は病院内で大暴れをし、職員の間で騒ぎになっていました。
その上、一言も話さないため身元も分かりません。
そんな少女に興味を持った湊がそっと近づくと、暴れていた少女は静かになり、なにやら心が通じあった様子。
その後、継母と名乗る女性が現れたことによって、少女の名があかりだということが分かりました。
あかりの担当医になった湊は、その夜あかりの病室でおえかき帳を拾います。
湊がおえかき帳を見ていると、あかりがそれに気づき、慌てて奪い取りました。
翌日、あかりを近くの病院に転院させたいと言った継母に対し、反対する湊。
湊はあかりを抱きかかえ、「あかりちゃんは絶対に渡しません」と病院内を逃げ回ります。
職員たちが駆けつけると、あかりの継母はこう訴えました。
「新堂(湊)先生に突き飛ばされました」
今回の騒ぎで懲罰委員会が開かれ、おそらく罪に問われるであろう湊。
あかりを抱きかかえて継母から逃げ回った、湊の行動の真の理由は何なのでしょうか。
グッドドクター(日本)の4話のネタバレ・感想
『グッドドクター(日本)』4話は、今まで同様、患者の家族に強く焦点が当てられていました。
今回軸として描かれていたあかりは、一言も言葉を話さず暴れる女の子というインパクトのある登場の仕方でしたね。
なぜ話さないのか、なぜ暴れるのかという疑問を視聴者に投げかけることで、ドラマの最初のつかみとしては成功していたのではないでしょうか。
ですが、4話が終わってみると、あかりが最初のシーンで暴れる理由がよく分からなかったなと思いました。
いや、原作の韓国版でも少女が暴れていたので、そちらに寄せたのだとは思いますが。
日本版のあかりの性格を考えると、暴れるのは不自然というか、暴れる必要なかったのでは?と疑問を感じてしまいました。
個人的にはそんな突っ込みを入れながら見たシーンもあったのですが、総体的には綺麗にまとまった内容だったと思います。
でもごめんなさい!
素直な感想を言うと、私は1-2話の脚本家さんの方が好きです(涙)
韓国版や、日本版の1-2話は、登場人物がドラマの中で生きていて、台詞も内面が伴った自然なものに感じるんです。
ですが3-4話に関しては、湊の台詞にしても子供の台詞にしても、時折り”脚本に書かれてるから言っている”と感じてしまうことがあるんですよね…。
人物設定と台詞がたまにズレている時があるというか、この違和感のようなものは、韓国版を見ている人は感じているようですね。
#グッド・ドクター 韓ドラ見てるから、なんか違うよなぁ〜って感じる。自閉症のドクターの描き方が。韓ドラの方が向き合ってたな。日本は綺麗事にしてる。いろいろあるから仕方ないのかな。
— そるじゃーみちこ (@soldiermichiko) 2018年8月2日
私も韓国版の印象が頭に残りすぎているのかもしれません。
とは言え、ちゃんと”湊らしさ”が描かれていた部分もありました!
たとえば、自分が解雇されそうになっているにもかかわらず、あかりとの「誰にも言わない」という約束を守るところ。
これは、一度学んだルールは絶対に守るという、自閉症の特徴をとらえていますし、湊の人物像ととても合っていたと思います。
それに言葉にできない子供の気持ちを、自然と感じ取れてしまう湊の純粋さが、今回も光っていました。
今回の4話は、主要キャストのみなさんもそうですが、あかりや両親の演技も素晴らしかったですよね。
中でもあかりは、優しさと健気さと儚さを、どれも見事に表現していて子役らしからぬ演技力でした。
そのぶん感情移入してしまって、あかりが継母から暴言を受けるシーンは本当に胸が潰れそうなほど悲しかったです。
ですが最後には、あかりが自分の本当の気持ちをパパに言えて良かったですよね。
「本当はパパとふたりがいい」

そして、あかりの継母を演じた女優さんの演技が凄かった!
ヒステリックに怒鳴るシーンは鳥肌が立つほど生々しくて、心から”嫌な継母”だなって思いましたよ。
でも逆に考えれば、視聴者にそう思わせるほど演技力が凄いということですよね。
表面上では上品で優しそうな女性に見えるのがまた、一層怖さを引き立てていたと思います。
そして継母との出来事を日記に綴る、あかりの心情がまた悲しいんです。
継母が嫌だとか怖いとか書くのではなく、自分が我慢すればいいとひたすら耐える健気さ。
虐待を受ける子はみんな、言うんですよね。
自分が我慢すればいい。
湊はそれを知っていたから「絶対にあかりちゃんは渡しません」と継母から逃げ回ったんですね。

自身も父親に暴力を振るわれていた過去があるから、より”守りたい”という気持ちが強かったのかなと思います。
お兄ちゃんが昔、自分にそうしてくれたように。
今回に限って言えば、あかりが病気になって良かった(良くないけど!)と思いました。
もし病気で運ばれてこなければ、継母の件が公にならないまま、もっとひどい虐待を受けていた可能性が高いです。
あかりもずっとつらい想いをし続けたかもしれません。
体の病気はもちろんつらいけれど、心の傷は目に見えない分、手遅れになってしまうこともあるんですよね…。
今回の4話は見ていてつらいシーンもありましたが、最後は希望のある終わり方で良かったです。
湊が願ったように、私もあかりには幸せになって欲しいです。
グッドドクター(日本)4話の韓国版との比較
今回の第4話は、韓国版と日本版で大きな違いが2点ありました。
- 女の子(あかり)の設定
- 湊が解雇になりかけた経緯
それぞれ見ていきましょう。
女の子の設定
韓国版の『グッドドクター』は”実際にあった事件”を題材にしていて、今回のお話は“狼に育てられた子”がモチーフになっています。
ですので、韓国版のあかりはとっても野生のオーラが出ているんですよね。

あくまでモチーフにしているだけなので、実際には狼に育てられたわけではなく、現代の時代に合わせた設定になっています。
その設定というのが、あかりを育てる叔母が、犬と一緒に放置虐待していたというもの。
虐待問題を交えて”犬に育てられた子”として描かれていました。
湊が解雇になりかけた経緯
韓国版のあかりは反応性愛着障害(虐待などで起こる、不安定な行動)であると分かったため、個室に入ることになります。
物心ついた時から“隔離された部屋で犬と一緒に放置”されていたため、周りに適応する思考力を持っていないんですよね。
ですので部屋の外で暴れたり、病院外へ逃げたりする可能性が高いため、あかりの部屋は必ず施錠することになったんです。
しかし、湊を陥れようとする人物が鍵を開けた状態にし、その罪を担当医である湊に着せようとしたのでした。
こうしてみると、第4話はけっこう違いが多いですね。
次回の予告を見た限りでは、原作の韓国版と違いがあまりないように見えました。
日本版は脚本家(1-2話と、3-4話は別の人)によって、微妙に描かれ方(特に台詞)が違うんですよね。
次回はどちらの脚本家が担当するのかということも含め、今から楽しみです!
グッドドクター(日本)の4話の評判
あのぉ笑 グッド・ドクターすごいです。
いまコード・ブルーで賑わっていますけど
グッド・ドクターすごすぎ。
今まで4話全て見たけど全話感動して涙出てきました。自閉症ですが患者の事を1番に想い自分の才能を認めてもらえない新堂先生。
ほんとはものすごい天才医師なんです。#グッド・ドクター pic.twitter.com/X5ClDlJRS9— 博志⚾︎ (@Hiroshi0212carp) 2018年8月2日
めっちゃ泣いた( ; ; )あかりちゃん役の子、演技がうますぎる…✨村上淳も悪魔が来りて笛を吹くの時とは全く別人で流石だった。賢人くんは相変わらずかわいい。#グッドドクター#グッド・ドクター
— ななこ (@yysea2) 2018年8月2日
#グッド・ドクター 第4話も良かったー!
新堂先生、ちょっとずつ周りの人に影響与えていってるよね。最後新堂先生が自分の昔の状況をさらっと言った時の夏美先生の表情、、樹里ちゃん、完璧や。
にしても、今回のあかりちゃんはやばい。。
我慢しなくていいんだよ、に救われる。— marumu (@a__moggg) 2018年8月2日
素直な目の大切さを思い知らされます。夏美先生と同じで、新堂先生には教えられることが多いです。#グッド・ドクター
— 北マングス (@ktmgs) 2018年8月2日
#グッド・ドクター
毎週楽しみ観ているグッドドクター。
不器用にも真摯に向き合う山崎賢人くん演じるDr.を観て、こんな真っ直ぐな人にこそ本当にお医者様になってほしい、、、と家族全員一致の意見。
コードブルーといい、グッドドクターといい、、、気持ちが洗われた一日?— 羽生理恵❄️運命は勇者に微笑む (@usaginoheso) 2018年8月2日
「本当はね。パパとね。二人がいい。二人がいい。」
あかりちゃん、やっと本当の気持ちを言えた。
本当の気持ちを言うの、大変なんだよ。
自分もTwitterで1つ1つ本当の気持ちを言えるようになり立ち直っていった。虐待する親って、罪悪感を植え付けるから卑怯#グッド・ドクター #fujitv #虐待— みらいノート (@miraijohou) 2018年8月2日
あのノート、継母に見つからなくて良かったよね。見つかってたら抹殺されてた…。#グッド・ドクター
— mizuiro (@mizuiro0615) 2018年8月2日
グッドドクター(日本)の4話の視聴率
『グッドドクター(日本)』の第4話の視聴率は、10.6%でした。
前回の11.6%と比較すると、1%下がってしまう結果となりました。
とは言え、2桁キープできているので、ドラマとしては好調ですね。
これまでに放送された韓国ドラマのリメイクの中で、圧倒的な視聴率を誇るのが『マイ ボス マイ ヒーロー』。
次いで『銭の戦争』と『魔王』がくるのですが、『グッドドクター(日本)』は、その2作品に並ぶ視聴率を出しています。
この好結果によって、今後も韓国ドラマのリメイクが増えてくれると嬉しいです!
グッドドクター(日本)を無料視聴するなら
『グッドドクター(日本)』をまだ見ていない方、あるいはもう一度見たい方は、【FODプレミアム】がおすすめです。
FODプレミアムはフジテレビ公式の動画配信サービスで、『グッドドクター(日本)』の動画が配信されています。
通常は月額976円(税込)かかるサービスですが、現在2週間の無料おためしキャンペーンを実施中です。(Amazonアカウントが必要、初回限定)
今すぐ登録すれば、2週間は無料でFODプレミアムを利用できるというわけです。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
しかも、いつでも解約することができるので、無料期間内に解約すれば月額料金はかかりません。
FODプレミアムの解約方法が気になる方は、こちらの記事をご確認ください。
なので、『グッドドクター(日本)』の動画を視聴するなら、FODプレミアムをおすすめします。
まとめ
以上、『グッドドクター(日本)』4話の感想と評判でした。
今回は、父親と継母の間で苦しむ女の子のお話で、見ていてつらいシーンもありましたね。
言葉にならない子供の気持ちを、自然に感じ取れる湊のような人がいてくれて良かったと、心から思いました。
5話以降の展開にも期待です!