昭和元禄落語心中(ドラマ)4話のあらすじ・感想と視聴率まとめ

ドラマ

前回の3話では、菊比古が”艶っぽい”落語を確立していく様が描かれていましたね。

今回の4話では、腕も人気も上がった菊比古に昇格の話がもちかけられるのですが、その代わりにみよ吉と別れることが条件だと言われてしまいます。

果たして、菊比古がどのような選択をするのか気になりますよね。

そこで今回は、ドラマ『昭和元禄落語心中』4話のネタバレ・感想と、評判や視聴率についてまとめてみました!

昭和元禄落語心中の4話のあらすじ

MEMO
落語界の身分は
前座 ⇒ 二つ目 ⇒ 真打
の順に高い

菊比古(岡田将生)は、女形を演じて観客の注目を浴びて以降、”艶っぽい”落語を確立していきました。

それからというもの、菊比古の人気は上昇し、ついに“真打”に昇格する話がもちかけられます。

しかし、その条件として「身をきれいにしておくように」と言われてしまった菊比古。

暗にみよ吉との別れをうながされたのでした。
 

一方、助六(山崎育三郎)は落語界の師匠たちの不興を買い始めていました。

助六は身なりや礼儀に全く気をつかわず、自由気ままに振るまうばかりで、それをよく思わない師匠たちが多かったのです。

特に会長とはそりが合わず、いつも菊比古が間を取り持っていました。

そんなある日、助六は舞台の上で、会長の十八番のネタを演じてしまいます。

観客にはウケているものの、舞台裏にいる師匠たちの空気は凍り付くのでした。
 

果たして、菊比古と助六の行く末はそれぞれどうなってしまうのでしょうか。

昭和元禄落語心中の4話のネタバレ・感想

MEMO
菊比古=後の八代目“八雲”

今回の第4話は、物語が大きく動いた回でした!

みよ吉との別れを選んだ菊比古(岡田将生)が切なかったですし、破門されてしまった助六(山崎育三郎)の行く末も心配ですよね。

それから、前回まで多く見られた菊比古と助六の仲良しシーンが、4話は少なくて残念でした(涙)

しかも

「助六とこんなふうに笑い合ったのは、この時が最後でした」

という菊比古の心のナレーションが入るものだから、また涙腺が崩壊しそうでしたよ!

最後とかヤダぁぁー!

この先の展開を思うと本当につらいですが、とりあえずは4話の感想を振り返っていきたいと思います。

みよ吉と別れることを決意した菊比古

“真打”に昇格するという話になり、師匠から「その前に身ぎれいにしておけよ」と言われてしまった菊比古。

身をきれいにするというのは、つまり、異性関係も含めた身辺整理のことですよね。

お相手のみよ吉は”芸者”なので、時代的に、交際していることをあけっぴろげにはできなかったのかもしれません。

その辺のことはあまりドラマでは触れられていませんでしたが、個人的にはもっと詳しく知りたかったなぁ~と思いました。
 

それにしても、菊比古にしてみれば心苦しい選択ですよね。

真打になるためにみよ吉と別れるか、それとも、みよ吉と一緒になるために落語を諦めるか
 

菊比古はあまり感情を表に出さないので、一見あっさり落語を選んだように見えますが、心の奥に悲痛な気持ちを抱えているようにも見えました。

「一世一代の大嘘だよ」と助六に本音を明かした時に、その悲痛な感情が垣間見えたように思います。

みよ吉に惚れていたけど別れを決意し、落語と心中する道を選んだ菊比古。

きっとここから、菊比古の孤独な人生が始まったのではないでしょうか。

孤独を選ぶ菊比古

みよ吉との別れを決意した菊比古は「アタシにはひとりが合ってる」と助六に話しました。

「俺も邪魔か?」と聞く助六に、「そうだよ」と答える菊比古ですが、答えるまでにがありましたよね。

そのは迷いの表れだと思いますし、本心であって本心じゃないというか、そんな複雑な感情なのかなと思いました。

ひとつだけ確実に分かったのは、菊比古が助六を大好きだってことです(笑)

「助六と一緒だと全てが楽しいし、何もかもを分かち合いたい」

だなんて、そこまで思えるということは、菊比古にとって助六はよほどかけがえのない存在なのでしょう!

思えば、菊比古が笑顔を見せるのは助六の前でだけ。

惚れていたみよ吉にさえも、笑顔は見せていなかったですよね。

本当の自分を見せられるのも、笑顔を見せられるのも、助六だけということでしょうか。

ますますふたりの繋がりの深さを感じた第4話でした。

落語を生き残らせるための約束

そして4話は、菊比古と助六が固い約束を結んだ回でもありました。

たとえ離れていても、どんなことがあっても、お互いにこれだけは守ろうと誓った“落語を生き残らせる”ための約束。

助六は言います。

「お前さんは変わらない落語を続けるのが役目。俺は世情に合わせて常に変化する落語をやっていく」

落語を生き残らせるためには、どっちの役目が欠けても駄目だと言う助六の言葉に、私もとても納得しました。

歴史のある”芸事”というのは確かに、古典的なものと、世情に合わせたものがありますものね。

“お笑い”を例にとると、志村けんさんは今でもずっと変わらないコントをし続けていますし、若手の芸人さんは世情に合わせたお笑いを見せてくれます。

そのどちらが欠けてもいけませんし、どちらも尊い芸ですよね。

そして繋がる1話のラスト

こうして、落語を生き残らせるための約束が4話で描かれました。
 

みなさん覚えていますでしょうか。

第1話の最後で、老年の八雲(岡田将生)が

「聞かせてやろうか。アタシと助六が交わした、約束の話をさ」と言っていたのを。

八雲が1話で言っていた約束の内容が、今回の4話で明らかになったわけですね。

4話での約束があったから、孤独な老年の八雲が作られていったんだよな~と思うと、つい感じ入ってしまいます。

破門されてしまった助六

菊比古と固い約束を交わしたのもつかの間。

なんと、助六が破門されてしまいましたぁ…

助六が自由人なのは分かりますし、そんな助六が私は好きですが、しかしあまりにも目上の人に対しての礼儀が無かったですよね(涙)

昔は今よりもっと上下関係が厳しかったでしょうから、これは破門されても仕方ないなぁと思ってしまいました。

目上の人に対して、もう少し器用に立ち回れたらよかったのですが…
 

あんなに落語が好きで落語のために生きてきた助六が、破門されて生きていけるのでしょうか。

もう不安と心配しかないです(涙)

傷心した助六の姿は本当に胸が痛みましたが、落語を諦めずになんとか生きてほしい!

助六とみよ吉の行く末

破門されて傷心した助六のもとに、偶然現れたみよ吉。

みよ吉も助六も傷心していますから、ふたりが放つ空気がとにかく悲痛に満ちていましたよね。

「菊さんにフラれちゃった…」と儚げに言うみよ吉を、抱きしめる助六!!
 

助六がみよ吉を抱きしめるのはこれで2度目ですが、思うに、助六は最初の頃からみよ吉に惹かれる部分があったのではないでしょうか。

と言いますのも、最初からずっと、みよ吉を見る時のが絶妙だったんですよ。

あからさまな好意は滲んでいないけど、他の人を見る時とは少し違う、そんな目。

これはアニメでは表現しづらい部分なので、ドラマだからこそ味わえた役者さんの凄さだと思います。
 

ところで、5話の予告では、助六とみよ吉の間に子供ができたと言っていましたよね。

そして助六は、みよ吉と共に四国に行ってしまうとのことで、かなり怒涛の展開になりそうです。

今後の展開を知っている身としては、2-3話の、あの穏やかな日々にただただ戻ってほしいです(涙)

昭和元禄落語心中の4話の評判

昭和元禄落語心中の4話の視聴率

『昭和元禄落語心中』の4話の視聴率は、4.5%でした。

前回の3.0%と比較すると、なんと1.5%も上昇しました!

満足度の調査によると、『昭和元禄落語心中』は2話以降の満足度が急上昇しているようです。

男同士の固い絆も話題になっているようですし、このまま満足度をキープしていけるといいですね!

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まとめ

以上、『昭和元禄落語心中』4話のあらすじ・感想と評判でした。

今回の4話は、菊比古にとっても助六にとっても、人生の大きな分岐点となった回でしたね。

落語のために生きてきた助六が破門されてしまって、今はとにかく心配しかありません。

第5話以降の展開に期待しましょう!

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Posted by 管理者