昭和元禄落語心中(ドラマ)5話のあらすじ・感想と視聴率まとめ
前回の4話は、菊比古と助六の人生が大きく動いた回でした。
破門されてしまった助六が落語界に戻ることはできるのかと、気が気でない視聴者がきっと多いのではないでしょうか。
ここでは、ドラマ『昭和元禄落語心中』5話のネタバレ・感想と、評判や視聴率についてまとめていきます!
昭和元禄落語心中の5話のあらすじ
師匠と言い争いをして、破門になってしまった助六(山崎育三郎)。
落語のことが頭から離れず、しかし自分ではどうすることもできず、ただただ荒れていくばかり。
そんな助六を見た菊比古(岡田将生)は、助六の破門を解いてほしいと師匠にお願いしました。
しかし師匠は聞き入れません。
師匠と助六がどちらも折れないのには、とある理由があったのです。
その理由とは一体、なんなのでしょうか。
昭和元禄落語心中の5話のネタバレ・感想
抜け殻になってしまった助六
破門されてしまった助六(山崎育三郎)は、まるで抜け殻のようで見ていられなかったです(涙)
寝ても覚めてもみよ吉と居ても、考えるのは落語のことばかり。
落語のために生きてきた助六が落語を失ってしまえば、そりゃあこんなふうに抜け殻にもなりますよね…
菊比古(岡田将生)は、助六の破門をなんとか解こうと試みますが、助六も師匠も頑固でどちらも折れません(涙)
謝って破門を解いて、助六にはまた落語をやってほしいけれど、助六が折れないのには理由があるんですよね。
助六が”八雲”の名に執着していた理由
師匠と初代・助六は同期の弟子だったということが、師匠の口から明かされました。
当時、落語の腕では初代・助六にかなわないと思った師匠。
そのため師匠は親子のコネを使って、父親(六代目・八雲)に「八雲の名は息子に継がせる」と皆の前で言わせたのでした。
それを聞いた初代・助六は有楽亭を飛び出し、プロの落語界からは距離を置いて生きた。
そんな初代・助六に拾われて育てられたのが、助六(山崎育三郎)だったんですね。
落語の腕があっても“名”がないと、何も残らずただのたれ死ぬだけ。
助六は、そんな初代・助六の生き様を見てきたからこそ、自分は絶対に”八雲”の名を継ぐという思いで有楽亭に入門したのでした。
助六が”八雲”の名に執着していたのにはそんな理由があったんだと思うと、少年時代に入門した日のことや、いろいろな場面が違った景色に見えてきます。
師匠の苦悩
かつての同期“初代・助六”との因縁は、師匠の心から消えることはきっと無かったのでしょうね。
実力では負けていたのに、親子のコネで”八雲”の名を勝ち取ったことが、師匠の心の中でずっと鉛のようにのしかかっていたのだと思います。
ゆえに「八雲の名を背負うのは重過ぎる」という心情が最後までつきまとっていたのではないでしょうか。
病床で
「本当はお前にすらこの”八雲”の名はやりたくないんだ」
と菊比古に言っているの見て、師匠もまた”八雲”の名に執着したひとりなのだなと思いました。
そして師匠は、初代・助六と助六を同一視してしまったと同時に、息子のように思う愛情もあったんですね。
そんな師匠の葛藤がとても人間くさくて、そして悲しかったです。
助六の本音
みよ吉と四国に行くことを決めた助六は、菊比古に別れを言いにきました。
この時のシーンがつらすぎるぅ~(涙)
助六が“ずっと菊比古が羨ましかった”と、そう本音を吐露するシーンは涙が出てしまいました。
「お前さんはかわいがられて甘やかされて、師匠に何でもやってもらってよぉ…俺は師匠にとって野良犬なんだよ。おんなじ弟子なんかじゃねえんだよ!!」
いつも底抜けに明るかった助六が、実はそんな思いを抱えていたなんて、とても切ないです。
菊比古からしてみれば、助六の背中をずっと見てきて憧れの存在だったのに、その助六は自分のことを羨ましかったと言う。
菊比古も助六も、お互いがお互いのことを羨ましいと思っていたんですね。
助六を迎えに行く菊比古
四国に行く助六を止めることができなかった菊比古。
しかし7年の時が経ち、改めて落語界には助六が必要だと感じたんですね。
そして自分にとっても必要な存在だと感じたのではないでしょうか。
少年期のころから助六の落語に憧れ、そして誰よりも助六の落語が好きな菊比古だから、助六を呼び戻さないわけにはいかなかったのだと思います。
そしてそして、7年ぶりに顔を会わせた助六と菊比古。
決別したシーンが悲しかったからこそ、再会して抱き合ったシーンではすごく胸がいっぱいになりました!
助六の固い抱擁にも泣けましたし、菊比古の泣き笑いのような微笑みも泣けましたし、とにかく涙が止まらないシーンでした。
涙が引っ込むほどの衝撃の予告
助六と菊比古の抱擁シーンで号泣していたのですが、予告でとんでもないものが映って涙が引っ込みました(笑)
ちょちょちょNHKであのシーン流しちゃって大丈夫っすか!?
なんかとんでもない岡田将生さんが映ってませんでした?
ネットでもかなり騒然としていましたっ!
うん私見間違ってない岡田将生が完全にベロチューしてた。ベロだった。 #落語心中
— misery (@miserytoture) 2018年11月9日
え?#落語心中 pic.twitter.com/qFsXVJ6nGe
— むっちゃん. (@mtmnko911) 2018年11月10日
目の保養です、ありがとうございますっ!!
昭和元禄落語心中の5話の評判
はぁぁぁぁぁ
5話おもしろかった〜
まばたき出来ない#落語心中#昭和元禄落語心中 pic.twitter.com/lAWjcJqaen— ふかふか (@Khrushchev_) 2018年11月9日
どんなに自分の中から追い出そうとしても、気に入らなくても憎たらしくても、それでも因果に結び付けてしまったり、それでも好きだったり忘れられなかったり。
いよいよ人間の“業”が濃くなってきて、ドラマ故のより生々しいリアルさも感じてドキドキしています。来週も楽しみ!#落語心中— 樹咲リヨコ?11/18朗読劇土佐公演 (@riyoko_kisaki) 2018年11月9日
#落語心中 よかったー?
憧れてきた初太郎の背に顔をよせ涙する菊比古。雪の中小さくなっている初太郎。因縁に囚われ、「息子を一人無くした…」と呟く八雲。人は哀しくて愛しい。— 山田暁 (@XOrtUfkD7u6oNXd) 2018年11月9日
引き込まれ過ぎて
もう岡田将生が
菊比古にしか見えない
ほんと凄い— ねじまき? (@nejimakihide) 2018年11月9日
ずっしりと見ごたえがあったなあ。
師匠の平田満の落語はやはり上手い。
演技と落語の違いが見事に演じ分けられている。
助六との因縁があったから結局初太郎を破門してしまった。
師匠であれど人間としての弱さが哀しさがあった。
このドラマも情にとことん拘って感情を揺すぶられる。#落語心中— tamuchan@やっぱりビボロス (@Tamuchan8vn75a) 2018年11月9日
次回予告の岡田くんのベロォ〜〜!最高かよぉー ありがとうございますありごとうございます #落語心中
— ?moi? (@mooikoo) 2018年11月9日
#落語心中
菊比古は助六だけをずっと見てたから、自分が師匠達にどんだけ可愛がられて大切にされてるか全然見えてないんだなー。師匠達もみよ吉も裏方の人たちに至るまでみんな、菊比古を可愛く思ってるのに、棄てられた記憶が強過ぎてそれが見えてない。辛うじて助六の気持ちだけ見えている。— シガ ビワコ (@shigabiwaco) 2018年11月10日
昭和元禄落語心中の5話の視聴率
『昭和元禄落語心中』の5話の視聴率は、4.6%でした。
前回の4.5%と比較すると、ほぼ変動はありません。
視聴率の数字は高いとは言えませんが、ネットの感想を見ていると、熱狂的な視聴者が多いんですよね。
『昭和元禄落語心中』は、「おっさんずラブ」や「逃げ恥」のように、ハマる人はとことんハマるタイプのドラマだと思います!
次週の第6話は、いよいよ物語のクライマックスに突入するので、みなさんお見逃しなく!
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まとめ
以上、『昭和元禄落語心中』5話のあらすじ・感想と評判でした。
今回の5話では、師匠の苦悩や助六の本音が明かされ、物語により深みが増した回でしたね。
予告でとんでもない岡田将生さんが映されたことも含め、次回がとても楽しみです!