昭和元禄落語心中(ドラマ)9話のあらすじ・感想と視聴率まとめ
前回の8話では、妊娠して苦悩する小夏の姿や、小夏を支える与太郎の明るさが描かれた回でした。
今回の9話は、さらに老いた八雲に焦点が当てられていきます。
ここでは、ドラマ『昭和元禄落語心中』9話のネタバレ・感想と、評判や視聴率についてまとめていきます!
昭和元禄落語心中の9話のあらすじ
八雲(岡田将生)は、七代目”八雲”の墓参りに来ていました。
七代目が生前に言っていたことが頭に浮かぶ八雲。
「高座に上がるたびに、毎回こうして、震える手を握るんだ。肝心なところで内容が飛んじまわないかって、そんな恐怖でさ」
八雲は今まさに、同じ状況に置かれていました。
ひとり稽古の途中で内容が飛んでしまうことが増えてきたのです。
かつての七代目のように、自分の出番がくるたびに、恐怖で震える手を握り締める八雲。
果たして八雲は、残りの落語家人生をどのように過ごし、どのように恐怖と戦っていくのでしょうか。
昭和元禄落語心中の9話のネタバレ・感想
老いてゆく八雲
この特殊メイクはすごいな。顔だけでなく、首もとのシワ筋のたち方がいかにも歳を取った姿に見える。それは岡田八雲の演技力あってのことなんだけどね。 #昭和元禄落語心中 pic.twitter.com/pSrBTk99JC
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) 2018年12月7日
老いていく八雲(岡田将生)の姿は、ますます物寂しさが増してきましたね。
前回が60代だったので、今回は70歳ぐらいでしょうか。
動きや話し方がとてもゆっくりになってきて、落語のひとり稽古の途中で内容が飛んでしまうことが増えてきました。
舞台で落語の内容が飛んでしまうようなことがあれば、それは落語家としての“死”を意味します。
迫りくる、落語家としての”死”に恐怖する八雲。
芸を仕事にしている人は、みんなこの恐怖と戦っているのかな?と考えさせれた9話でした。
実際に「死ぬまで舞台に立ち続けたい」という役者さんは多いですし、逆に「老いる前に、綺麗なまま辞めたい」という話もよく聞きます。
八雲からは、そんな相反する感情がどちらも感じられました。
そして、凄いなぁと思ったのは、第1話の”老い”よりも深みを増していることです。
回を重ねていく中で、きっと岡田将生さんの中でも”八雲”が刻まれていったのでしょうね。
それが第9話になって表れていて、岡田将生さんが“有楽亭八雲”そのものにしか見えませんでした。
有楽亭での幸せな暮らし
一時は住んでいるのが八雲と付き人の松田しかいなくて、物寂しかった有楽亭。
しかし、与太郎・小夏が戻ってきて、子供(信之助)も生まれ、とても賑やかになりました。
どの家庭にもある、ごくごく普通の光景。
ですが、今までの八雲の人生が孤独だったがゆえに、賑やかな光景に感極まる松田。
「この家でみんなで賑やかに過ごせて、本当に良かったなって…」
そう言いながら涙ぐむ松田の姿に私ももらい泣きしました。
付き人の松田は、いつも視聴者が思っていることを代弁してくれますよね。
助六の代わりには誰もなれない
“助六”という名を襲名して数年が経つ与太郎(竜星涼)。
しかし、有楽亭のみんなからは相変わらず「与太郎」と呼ばれています。
どれほど助六と似ていても、助六に成り代わることはできないんですね。
八雲にとっての助六は亡くなった助六だけ。
小夏にとっての助六もまた、亡くなった父・助六だけ。
ですが、助六の代わりはなれなくても、与太郎は与太郎として、有楽亭になくてはならない存在です。
有楽亭での賑やかで明るい暮らしは、与太郎がいてこそのものなのだから。
小夏の記憶
小夏は下座になっていました。
女であるため落語家になる道は諦めましたが、それでも、どんな形でもいいから落語に関わりたいと思った小夏は、下座という道を選んだのです。
三味線を弾くようになってから、時折り“過去”の記憶が頭をよぎる小夏。
“過去”というのは、両親のみよ吉と助六が亡くなった日のこと。
ドラマでいうと、6話でみよ吉と助六が転落死したときのことですね。
自分の記憶と八雲の話に相違がある。
それに気づいた小夏は、八雲が語った転落死の話は嘘なのではないかと思い始めるのでした。
八雲の話⇒みよ吉と助六はベランダから転落死した。
小夏の記憶⇒みよ吉が血まみれの包丁を握っていた。助六は血まみれで倒れていた。
次回の最終話では、死の真相が明かされることになります。
あの夜、本当は何が起こったのか…
小夏の子供・信之助の父親は誰なのか。
驚愕の真相をお楽しみに。
昭和元禄落語心中の9話の評判
こんなに見ていて終始切ないドラマない 八雲がしんのすけに笑顔になるとこっちまで嬉しい 松田さんが視聴者の代弁者で泣いてくれるの滅茶滅茶助かる ただ松田さんはとんでも長寿だよな笑
#昭和元禄落語心中— みどりいろ (@richijo2525) 2018年12月8日
毎週泣いている…!!!
来週で最終回か…(´TωT`)#昭和元禄落語心中— はくあ (@mission_89a) 2018年12月8日
泣いたー!!!終わっちゃう!!辛い…#昭和元禄落語心中
— とり子 (@tori_co3) 2018年12月8日
録画して見れる時にまとめて見てるんだけど、本当にすごい。八雲が岡田将生かぁ〜、なんて言った自分を説教したい。岡田将生さんすごいよ。それぞれの配役の皆さんがすごい。ドラマ版はおもしろいっていう一言じゃ言い表せない魅力がある。 #昭和元禄落語心中
— 光流 (@hikaru458) 2018年12月8日
録画しておいた #昭和元禄落語心中 を見ていたけど今回もヤバかった。どこかの深夜に再放送があるから是非見て欲しい。特に後半から終盤、もう涙が止まらなかったです。
今シーズンこのドラマを制作して下さりありがとうしかありません。— かっとびさん。 (@kattobicivic_2) 2018年12月8日
すっかり普通の家族になってほのぼのした(・∪・)
けど冷静になって考えたら小夏も信も家庭事情が(複雑)なんだよなぁ???
二代目助六とみよ吉のことで八雲や松田さんが隠してることって視聴者もまだ知らないことなのかな?
そこのところが(´・¿?・`)キニナルキニナル#昭和落語心中— もか。 (@mimancity0721) 2018年12月7日
長生きするっていうのは孫に会えたりしていい事もあるし、死んだ人の魂背負って孤独に老いて行く苦しさもある。岡田将生の小さな幸せと大きな孤独の表現が凄い。信ちゃんはかわいいし団らんもある。でもずっとみよ吉と助六の亡霊と生きてる。
来週、重荷降ろせるのかな。#昭和元禄落語心中— 牡羊座@好きなもの (@ariesthesunfavo) 2018年12月7日
正直、八雲を演じられるいい役者さんは他にもいると思うけど難役を掴みこれまでの自分の全てをかけて挑む岡田将生さんの役者としての執念と覚悟を感じさせる眼光が八雲の役柄とぴたりと重なってものすごい説得力をだしていて魅了される #昭和元禄落語心中
— もぐめ☆ (@xxmogumexx) 2018年12月7日
昭和元禄落語心中の9話の視聴率
『昭和元禄落語心中』の9話の視聴率は、4.4%でした。
前回の3.5%と比較すると、1%近く上昇しました。
やはり最終回前ということで、視聴者の関心が戻ってきたのかもしれませんね。
次回(最終話)は、全ての謎と伏線が回収されると思います。
ドラマの内容にも視聴率にも期待しましょう!
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まとめ
以上、『昭和元禄落語心中』9話のあらすじ・感想と評判でした。
今回は、八雲の中の”小さな幸せと大きな孤独”がしんみりと描かれた回でしたね。
次回はいよいよ最終回!
今までの謎がどのように回収され、どのように物語を終着させるのか。
今から待ちきれません!